暇な時に読むのにちょうどいい本を教えてください

最近暇な時間が増えました。 30分ほどなのでガッツリ勉強する気も起きず、ちょうどいい本があればそれを読みたいです。 何かあれば教えてください。

みんなのオススメ本 4冊
もののけの日本史
もののけの日本史
小山聡子

この前読みました。面白かったのでおすすめです。 「モノノケ」が、古代から現代までどのような扱われ方をしてきたのかがかなり詳細に紹介されています。(特に序盤は固有名詞が多く、普段こういったジャンルのものを読まない僕は読むのに少し苦労しました) モノノケというものは、古代では恐れられ、対処しなければならない存在だったにも関わらず、現代では可愛らしいキャラクター化されたり、精霊のような扱いをされたりするまでになったそうです。その変化の過程がとても面白いです。 三十分ほどで読める本ではありませんが、毎日少しずつ読んでも楽しめると思います。

『カラスは飼えるか』というタイトルですが、カラスの飼い方解説本ではなく、カラス博士によるエッセイ集です。 カラスそのものの話題よりカラスに関連する話題の方が多い感じがしますが、最終的にはカラスの話になります。関連の話題は、さまざまな角度からカラスに繋げるものばかりで飽きません。「鳥は恐竜の生き残り」という話が特に面白かったです。 あとは、カラスの不遇を訴える文が多いです。僕はカラスが好きなのであまり悪いイメージはありませんでしたが、この本を読む限りでは世間では結構嫌われているようですね。そのあたりのカラス博士としての愚痴も面白いのでおすすめです。

こちらもおすすめです。 ナイツの塙さんによるM-1についての考察をまとめた本です。 インタビュー形式で、1つの話題が短いので空き時間に少しずつ読めます。 僕はお笑いに関して詳しくありませんが、知らない世界の話を知れてとても興味深かったです。

怖くて眠れなくなる植物学
怖くて眠れなくなる植物学
稲垣栄洋

植物についての知識や、怖いエピソードが書かれています。 タイトルに植物「学」とありますが、かなりわかりやすく書かれており、1つのテーマが2〜5ページほどにまとまっているのでとても読みやすいです。 そして、「怖くて眠れなくなる」といったテーマで植物について紹介されています。実際に怖い生態の植物や、植物に関する怪談話まで、さまざまな角度からの「怖さ」が含まれているので最後まで飽きずに読めました。 同じ著者の『面白くて眠れなくなる植物学』の続編のようですが、繋がりは特にないと思うので、この本から読んでも問題ないです。

して、あなたのオススメ本を教えてください!